創成研究機構プラットフォーム推進センター内に、「ストレス応答医学研究室」を立ち上げました!

2016年02月16日 尾崎研究室/ 生体応答制御医学分野/ 研究室イベント/

平成28年1月より、創成研究機構プラットフォーム推進センター内に、「ストレス応答医学研究室」を立ち上げました。様々な環境変化あるいは外的刺激に対する生体応答を科学的に研究するだけでなく、臨床への応用を考えていく目的です。ストレスの原因物質あるいはストレス緩和となる物質を探求し、細胞・小動物実験による検証、最終的には臨床への応用を考えたものです。

私達のこれまでのイメージング技術、ストレス研究のノウハウを生かして、様々な角度あるいはユニークな視点から生体ストレスに向けた研究を進めたいと思っています。

京都肝胆膵外科カンファランスにて特別講演を行いました (H27.11.14 京都・芝蘭会館)

2015年11月16日 尾崎研究室/ 生体応答制御医学分野/

京都肝胆膵外科カンファランス(京都・芝蘭会館)にて、特別講演を行いました(尾崎)。

「種々の病態下における肝再生の分子機構 -増殖・成長と傷害-」

特に脂肪肝の肝再生不全の分子機構と現在開発中の分子イメージングのお話を致しました。

夜は、京都大学の先生方と、祇園・富乃井にて鍋料理。普段、私達にはなかなか行くことのないような京都ならではの雰囲気のお店なようでしたが、皆さんと楽しく食事をし、色々と話が盛り上がりました。

第42回日本臓器保存生物医学会学術集会 (2015.11.13)盛岡

2015年11月16日 尾崎研究室/ 生体応答制御医学分野/

第42回日本臓器保存生物医学会学術集会にて、以下の発表を行いました(いわて県民情報交流センター・アイーナ)。

シンポジウム(4) 臓器保存機能再生をめぐる新技術ーNational projectをめざして2015
尾崎倫孝,芳賀早苗,森田直樹,伊敏
「p62/SQSTM1 を基軸とした新たな肝臓・肝細胞保護・機能維持法の探索」

第22回肝細胞研究会にて発表しました(2015.6.4-5)

2015年06月17日 尾崎研究室/ 生体応答制御医学分野/

第22回肝細胞研究会が、鳥取県米子市・米子コンベンションセンターで開催されました。研究室からは、以下の3演題の発表が行われました。

  • 尾崎 倫孝、芳賀 早苗、小澤 岳昌、森田 直樹、井上 啓、稲葉 有香. “脂肪肝における肝切除後肝傷害・肝再生不全の機序について”シンポジウム「肝再生のupdate」
  • 稲葉 有香、芳賀 早苗、尾崎 倫孝、春日 雅人、井上 啓.”統合的ストレス応答による脂肪肝再生障害の分子メカニズムの解明”一般口演「肝再生」
  • 芳賀 早苗、小澤 岳昌、森田 直樹、野田 なつみ、尾崎 倫孝. ““光”を利用した肝細胞機能制御技術の開発”ポスターセッション「創薬・新しい実験系の開発」

研究助成が採択されました(財団系3件)

2015年06月17日 尾崎研究室/ 生体応答制御医学分野/ 研究室イベント/

今月、3件の研究助成が採択されました。

1)北海道大学・女性研究者共同研究助成:博士研究員の芳賀早苗先生と産業技術総合研究所との共同研究「細胞内新規分子をマーカーによる、非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcoholic steato-hepatitis, NASH)発症予防・進行抑制を目的とした食品・薬剤探索システムの構築」が、採択されました。

2) 鳥取バイオサイエンス振興会 研究助成金:尾崎教授の研究申請「細胞・小動物をもちいた肝傷害スクリーニング系の開発」が採択されました。

3)伊藤医薬学術交流財団「海外等研究者招へい助成」:尾崎教授の研究申請「細胞・小動物をもちいた肝傷害スクリーニング系の開発」が採択されました。「細胞内酸化ストレスの与える生体への影響とその分子病態メカニズム」の研究推進・相談の目的で、アイオワ大学医学部教授Kaikobad Irani博士を招聘します(本年11月の予定)。

今年度は、研究室および共同研究者の方々の科研費採択、共同研究費を含め、たくさんの研究財源を得ており、実りある研究成果が期待されます。